特殊フォルダのdesktop.ini

特殊フォルダの通常フォルダになってしまった場合、desktop.iniを下記の内容に変更することで修正できる。
desktop.iniは通常、システムファイル属性が付いているため、エクスプローラで表示するにはフォルダオプションの表示タブにある「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外す必要がある。
設定はdesktop.iniにリードオンリー属性とシステムファイル属性が指定されていないと反映されないので注意。属性の変更は変更したいフォルダに移動して、コマンドラインからattribコマンド(attrib /?で使い方を表示)でできる。(プロパティ画面ではシステムファイル属性を設定できない)

>attrib +r +s desktop.ini
  • マイドキュメント
[DeleteOnCopy]
Owner=オーナー名(ユーザID)
Personalized=5
PersonalizedName=My Documents
  • マイピクチャ
[DeleteOnCopy]
Owner=オーナー名(ユーザID)
Personalized=39
PersonalizedName=My Pictures
[.ShellClassInfo]
InfoTip=@Shell32.dll,-12688
IconFile=%SystemRoot%\system32\mydocs.dll
IconIndex=-101
  • マイミュージック
[DeleteOnCopy]
Owner=オーナー名(ユーザID)
Personalized=13
PersonalizedName=My Music
[.ShellClassInfo]
InfoTip=@Shell32.dll,-12689
IconFile=%SystemRoot%\system32\shell32.dll
IconIndex=-237
  • マイビデオ
[DeleteOnCopy]
Owner=オーナー名(ユーザID)
Personalized=14
PersonalizedName=My Videos
[.ShellClassInfo]
InfoTip=@Shell32.dll,-12690
IconFile=%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll
IconIndex=-238
  • 共有ドキュメント
[.ShellClassInfo]
LocalizedResourceName=@shell32.dll,-21785
  • 共有ピクチャ
[.ShellClassInfo]
InfoTip=@Shell32.dll,-12688
IconFile=%SystemRoot%\system32\mydocs.dll
IconIndex=-101
LocalizedResourceName=@shell32.dll,-28997
  • 共有ミュージック
[.ShellClassInfo]
InfoTip=@Shell32.dll,-12689
IconFile=%SystemRoot%\system32\shell32.dll
IconIndex=-237
LocalizedResourceName=@shell32.dll,-28995
  • 共有ビデオ
[.ShellClassInfo]
InfoTip=@Shell32.dll,-12690
IconFile=%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll
IconIndex=-238
LocalizedResourceName=@shell32.dll,-28996

POBoxFEPの便利機能

POBoxFEPの小技(?)を2つほど。POBox使いには常識なのかもしれないけど・・・

  • 設定画面で「キー横取り防止処理を無効」にチェックをつけることで、5wayで候補選択時に上下方向には2つずつ移動してしまう現象を解消できる。
  • FEP ONの状態で入力済みのローマ字テキストを選択し、スペースを入力すると、選択部分の再変換が可能。

Clips - クリップボード拡張

クリップボードを1件あたり32Kバイトまで拡張、7件まで履歴保存してくれるHack。Clips (T-Pilot)からClips.Palm.StdFnt.prcをダウンロードしてインストール。起動するたびに[OFF]⇒[ON]⇒[AutoOn]と動作モードが切り替わるが、T-PilotIcon.Hi.prcもインストールしておくとアイコンが動作モードによって変わるようになる。

ところでTXでは[AutoOn]にしておいても、ソフトリセットをかけるとClipsの動作モードが[OFF]になってしまう。理由は良く分からないけど、T-PilotのBBS内、Clips v.1.5のスレッドによると、以下の方法で解消できるとのこと。

  1. 動作モードを[AutoOn]にしたClipsをFilez等でSDカードにコピー
  2. 本体のClipsを[OFF]にして削除
  3. SDカードのClipsを本体に移動(またはコピー)
  4. 本体のClipsを起動、ソフトリセットがかかる

以上の作業をやっておくと、動作モードが[AutoOn]で保持される模様。

TapPop - FEP切替/クリップボード操作/DAランチャ

テキストフィールドでタップ&ホールドすることで起動し、以下の3つの機能がある。

  • FEPのON/OFF切替
  • クリップボード操作(Cut/Copy/Paste)
  • DAの起動(ショートカット×3つ+リスト選択)

T-PilotのBBS内、ケーススタディ派生品のスレッドからダウンロードが可能。AutoON機能の有無、アイコンの有無で以下の3つのバージョンがある。

  • TapPop.prc (アイコンあり、AutoON機能なし=外部メモリからの起動が可能)
  • TapPopAutoOn.prc (アイコンあり、AutoONあり)
  • TapPopAutoOnNoIcon.prc(アイコンなし、AutoONあり)

クリップボード操作のPaste機能はClips(下項参照)とも併用可能。FEP切替も日/英ボタンがない英語版Palmではかなり便利。

ちなみに同スレッド内の記事で分かったのだけど、TX+Japon環境ではT-Suiteはいらないみたい。TaoPopでFEP切替も出来るようになったのでアンインストールすることにした。

バックアップ - NVBackup

Palm単体でSDカードにバックアップをとるアプリを見つけた。FixField, FixWiFiと同じ作者のNVBackup (Freeware Palm)。最新版はここ(HandyPalmStuff)からダウンロードできる。
定時バックアップ機能があり、毎日決まった時間にバックアップを自動でとれる。更に世代管理もできるので、通常のバックアップとしては十分と思われる。また、使いこなせてないけど暗号化機能やftpサーバへのエクスポート機能などもある模様。