RAIDパーティションへのインストール
ルートファイルシステム(/)をRAIDパーティションにする場合、日本語ローカライズドDesktop CD(Live CD)ではなく、alternate CDからインストールする必要がある。
alternate CDからテキストインストーラを起動し、パーティション設定のところでソフトウェアRAIDパーティションを設定すれば良い。
注意点としては、下記2点くらい。
- /bootを含むパーティションはRAID化しない、またはRAID1にする(それ以外(RAID5等)ではgrubで認識できない)
- 言語サポートのインストールはしない(別途、Japanese Teamのパッケージレポジトリから導入する)
インストール完了後、再起動してからJapanese Teamのパッケージレポジトリを追加し、ubuntu-desktop-jaパッケージをインストールすれば、日本語ローカライズDesktop CDからインストールしたのと同じ環境になる。
Japanese Teamのパッケージレポジトリ追加
(参考:Ubuntuの日本語環境 | Ubuntu Japanese Team)
- [システム]-[システム管理]-[Software Sources]を開く。
- [サードパーティのソフトウェア]タブを選択する。
- [Add]をクリックし、表示されたダイアログに以下の行を入力して[ソースを追加]をクリックする。
- もう一度[Add]をクリックし、表示されたダイアログに以下の行を入力して[ソースを追加]をクリックする。
- [閉じる]をクリックし、表示されたダイアログで[再読込]、エラーが発生するがそのまま[閉じる]をクリックして終了する。
- [システム]-[システム管理]-[Synaptic パッケージ・マネージャ]を開き、ubuntu-ja-keyringパッケージにインストールマークを付ける。
- 「認証されていません!」と警告されるが、そのまま[マーク]をクリックし、続けてウィンドウ上部の[適用]ボタンをクリックしてインストールを実行する。
- [再読込]をクリックするとJapanese Teamリポジトリのパッケージが読み込まれる。
リポジトリ追加後、ubuntu-desktop-jaパッケージを導入すれば、日本語ローカライズドDesktop CDに追加されているパッケージと同じものがすべてインストールされる。